学会組織で、携帯電話で繋がっていることのメリット・デメリット

リアルで人を動かす
バブル期以降、創価学会の組織拡大に大きく効果を出したのは携帯電話だ。
電話でつながっていると、幹部から直接に指導や相談を行うことができたからだ。
その前までは、会わないと話せなかったが、携帯電話でできるようになった。画期的なことだった。
その後、携帯電話(ケータイ)で送れる情報は増え、携帯電話でつながっていることのデメリットも出てきた。
幹部に頻繁に相談することができるので、幹部は部員との間に壁をつくる必要が出てきた。また、幹部から部員の間にも壁が必要になった。
電話番号を伝えることで相手との壁を無くすと、電話がかかってきて迷惑と感じるようになった。
互いに一定の暗黙のルールを設けるようになる。
普段、自分の仕事を進めたい人にとって、相手に電話番号を伝えることにメリットは無くなった。
その後、生活において情報量は増え、各自が優先順位の高い順に行動するようになっていく。
人との間の距離の取り方も時代とともに変化してきている。
未だ、携帯電話を唯一のコミュニケーション手段にしている人もいるので、コミュニケーション格差が、かなり大きくなっている。